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荒川 修作

砂の器(修復報告)と養老天命反転地ドローイング

2010/06/25

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2010年5月19日、荒川修作は突然、我々の視界から消えました。

第3回国際会議が行われ、国立国際美術館と京都工芸繊維大学で、アラカワの過去と現在の展覧会がまさに開催中の出来事でした。
その死はあまりに衝撃的で重いものですが、単なる追悼や回顧は荒川修作にふさわしくありません。アラカワ+ギンズの思想は、今後も多くの人を勇気づけ、より広く浸透していくでしょう。
アートアンリミテッドでは荒川の生誕74年を機に、修復を経て50年ぶりに甦った「砂の器」(ネオダダ第2回展示)の修復報告と、養老天命反転地のための素描を合わせて展示します。

 

荒川修作生誕74周年記念

「砂の器」(修復報告)と養老天命反転地ドローイング 

7月6日(火)-8月7日(土) 

営業:13:00-19:00 

休業:日曜/火曜/祝日 6日(火)のみ営業  

*7月19日(月)20日(火)は連休となりますので、ご注意願います。  

 

荒川 修作 「砂の器」(修復後), 1958-59, 125.0 x 80.0 x 12.5 cm

砂の器(修復後) 1958-1959 

 

「砂の器」修復前の画像  

見るも無残だった修復前の「砂の器」 

 

「砂の器」は、森田恒之氏(国立民族博物館名誉教授)が保存科学の見地

から監修。本体、布、箱をできる限り制作当時の状態に戻す修復を実施。 

その過程を紹介します。 

修復:秋山工房/ABRF (荒川修作東京事務所)