PAST
ビヨンド・アーキテクチャー
マイケル・ケンナ写真展
2020年2月1日(土)―2020年3月19日(木)
営業:13時~19時
休廊:日曜、火曜、祝日
新刊『ビヨンド・アーキテクチャー』(建築を超えて)の発行を記念し、作家が来日。
ドイツ人キュレーターが新たな視点で編集した、集大成。
「建築を超えて」ケンナが写し出す自然と人工物の交歓、旧作から新作まで300点を網羅し収録。
マイケル・ケンナ サイン会
2月1日(土) 15時~(要予約)
当社扱い書籍なら、どれにでもサインを入れます。 *当日参加できない方はネットでサイン本の予約が可能です。
発送は2月上旬になります。
https://artunlimited.stores.jp/
◎レセプション 17時~18時半
建築を超えて
ケンナの新刊、ビヨンド・アーキテクチャーを理解するためには、忍耐と新たな視覚的可能性への意欲が必要です。45年以上のキャリアを通して、ケンナは、基本的に自然と人間が地上に配置した構造物との関係を捉えることに集中してきました。建築とは、あらゆるタイプの人間の構造物を表す普遍的な言葉といえるでしょう。「建築を超えて」と題したこの本は、ケンナが、風景に写っていない不在の人間の記憶、痕跡、雰囲気を、写真を通して表現してきたことを示唆しています。
これまで出版した70冊以上の本は、ケンナがいかに建築に魅せられてきたかを表していますが、このプレステルの新刊は、このテーマについて特化してイメージを具体的に取り上げています。ベストセラーである『Form of Japan』のデザイナーでありキュレーターのイヴォンヌ・マイヤー・ローアは300枚以上の写真を選択し、的確な章のコンセプトに基づいて配置しました。
『Beyond Architecture』は包括的で広範囲にわたる書籍なため、最初はとっつきにくく困難に思えます。実践する作家は他者との創造的なコラボレーションの恩恵を受けることが多く、試行錯誤を重ねて信頼できる方法で継続していくのです。ケンナは、マイヤー・ローアに彼の建築作品を選択、編集し、レイアウトする完全な自由を与えました。その結果、この本はマイケル・ケンナの進行中の創造作品に、挑戦や刺激を与えたのです。